FIRE達成年数はどう変わる?貯蓄率と投資リターンを動かしてみた
前回の記事では、貯蓄率50%、投資リターン5%という前提で、約17年でFIREが可能になることを紹介しました。今回はその続きとして、貯蓄率と投資リターンを変化させた場合、FIRE達成までの年数がどう変わるのかをシミュレーションしてみました。
「自分には貯蓄率50%なんて無理…」
と思っている方も、この記事を読めば「意外と現実的かも?」と感じるかもしれません。
FIRE達成年数のシミュレーション表
以下の表は、貯蓄率と投資リターンを変化させた場合のFIRE達成までの年数を示したものです。
投資リターンが4%の部分を目安として赤枠で強調しました。
この4%は、全世界株式インデックス(例:MSCI ACWI)への投資を前提と考えたためです。全世界株式インデックスのインフレ調整後の実質リターンは5〜7%程度とされています。
そこから、税金や手数料を考慮し、4%のリターンが現実的な目安と考えてます。
目標年齢50歳でFIREを目指すには?
仮にFIREの目標年齢を50歳とした場合、大卒(22歳)で就職してからFIREまでの期間は約28年です。
この28年という期間を基準に、表の中で「28年前後でFIRE可能なゾーン」を赤文字+黄色背景で示しました。
その結果、投資リターンが4%前後の場合でも、貯蓄率35%を達成できれば、28年でFIREが見えてくるということがわかります。
貯蓄率35%は現実的か?
「毎月35%も貯蓄に回すなんて無理!」と思うかもしれませんが、ボーナスや臨時収入をうまく活用すれば、日々の生活では3割程度の貯蓄でも十分可能と思います。
例えば:
・毎月の生活費を見直して3割を貯蓄
FIREは一部の高収入層だけの特権ではなく、
若い時から、貯蓄率と投資リターンのバランスを見極めることで、誰でも現実的に目指せるライフプラン
だと思います。
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